政変が起こり新しい皇帝の誕生に沸く中、サフィエは宮殿から呼び出される。幼なじみである新皇帝ジハンギルとの再会に密かに胸を膨らませていたサフィエだったが、予想外の重職を命じられ⁉ 幼い頃からいじわるばかりのジハンギル。今回も彼の気まぐれに違いないと憤るも持ち前の負けん気と祖父譲りの才で職務をこなしてゆく。一方のジハンギルは即位後、孤独感を深めていた。素直になれずすれ違う二人。が、サフィエが何者かに狙われ⁉
サフィエ
ジハンギルの幼なじみ。代々書記を務める家系の娘で、気が強く意地っ張りな性格。屈折した性格のジハンギルに振り回されながらも、彼の過酷な運命に心を寄せている。皇位についたジハンギルに、国璽尚書(ニシャンジュ
ジハンギル
エルトゥールル帝国の新皇帝。いつも微笑みを浮かべている中世的な美青年だが、性格は一筋縄ではいかないところがある。実力者たちを配下に揃える中、女性で、なおかつ経験もないサフィエを重職に就ける。