私は今、自分の葬儀に参列している──“私”を殺した相手を見つけるために。イラストレーターの神永ヨナは、夭逝した天才画家である母・大知マリアの回顧展に呼び出される。そこで母がヨナだけに遺したある“絵画”の存在を明かすと、周囲の目の色が変わり──。さらにその晩、絵画を奪おうとする者に襲われ…!? “贋作”は、絵画に隠された真実を見つけるか。 『屍活師』杜野亜希のアート×サスペンス!
2月18日生まれ。おもな作品に「神林&キリカ」シリーズ、「Dの女」全10巻(白泉社)など多数。